2016年7月18日 (月)

最厳寺踏切

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  尻手駅と矢向駅をつなぐ貨物用の尻手短落線は、碁盤状に整備された矢向3丁目から4丁目の生活道路を斜めに貫いている。そのためほぼ0mに一度踏切が出現する。これはそのうちの一つ、最厳寺踏切だ。矢向4丁目に「最願寺」があるための命名であろうが、一文字違うのがなんとも奇妙だ。一日に数本のみ通るような貨物線の線路に、「車は通行できません」という札がかかる。その両脇に、夏草が青々と茂っている。周辺の踏切も歩いてみたが、そのどれよりも静かで小さな踏切である。
[矢向3丁目31番地付近]

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2016年5月24日 (火)

愛宕神社

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 下末吉の愛宕神社は、生活音が聞こえるほど住宅地に接近していながら、いつ行っても「静けさ」に守られている。境内にたどり着くには、二つの鳥居の下を通る長い階段状の参道を登らなければならない。境内は柵に囲まれており通り道となっていないので通行人は極めて少ない。そういった地理的な理由もあるが、なんといっても社殿に荘厳さがあるためだ。光と影がくっきりつうつる木の社が、この小さな土地を神聖なものにしている。
[スケッチ場所:下末吉5丁目29-17]

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2016年4月29日 (金)

生麦の高架下

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 街歩きをしていると、それぞれの街に独特の「色味」のようなものを感じる時がある。生麦の街を道なりに歩いていると、それを特に強く思う。東海道沿いに密集した住宅と住宅の間に落ちる影の色、国道駅に残る昭和の時代の看板の色、そして鶴見川の河口で感じる海の気配の色とでも言うのか。晴天の日よりも、むしろ曇天の日の方が絵になるという不思議な街である。
[スケッチ場所:生麦5丁目25番地付近]

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2016年2月 6日 (土)

【番外編】中原区ぶらり絵日記:多摩川の河川敷

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 東急線の新丸子駅を降りて多摩川の河川敷に向かい、遊歩道を散策した。日頃見慣れている鶴見川と、目の前の多摩川の違いは、なんといっても河川敷の広さである。ゴルフの練習場あり、野球場ありと多摩川の河川敷は圧巻だ。氾濫したときはこの河川敷まで水位が上がることを思えば、それがそのまま川の大きさの違いとも言える。東京と神奈川の県境となるにふさわしい川だ。目の前に巨大なビルが見えてきた。一瞬川崎の高層ビル群かと錯覚したが、下丸子にある企業の工場のようだ。
[スケッチ場所:中原区上丸子山王町1丁目1300番地付近]

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2015年10月20日 (火)

鶴見川橋を眺む

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 優美なアーチを描く鶴見川橋は、鶴見で最も「流麗」という言葉の似あう建造物だ。旧東海道に架かる橋としてはやや大仰なこの近代建築は、「渡る橋」としてだけでなく、「眺める橋」としての役割も持っているのだろう。鶴見川橋の入口には小さな公園が設けられている。滑り台で遊ぶ子供たちと、夕日を楽しむ人々が訪れていた。
[スケッチ場所:市場下町7番付近]

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2015年8月 4日 (火)

下末吉公園

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   済生会東部病院の裏手にある下末吉公園は 遊具がある砂地と草が生い茂る野原とに分かれており、それがこの公園をより開放的に、魅力的に見せている。 そこではキャッチボールをする家族、虫取りをする子供たち、そして緩やかに曲がる遊歩道を看護師に支えられながら歩いていくリハビリの患者の方など、様々な人々の姿が見える。 脇に設置されている椅子に腰を下ろしている料理人らしき人もいる。 病院の関係者だろうか。煙草を吸い終えると、立ち去って行った。
〔スケッチ場所:下末吉3丁目6番地付近〕

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2015年5月 9日 (土)

安善橋から安善運河を望む

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 4月末、市営バスに乗って休日の工場地帯に行った。「安善橋」バス停は終点の手前であるが、そこまで車内に残っていたのは私一人であった。降車してから人影もまばらな大通りを海に向かい歩いた。工場地帯の風景は、建物も道も運河の岸壁さえも、その輪郭がみな直線的である。そして色数は少ない。快晴のこの日は水の色と空の色とに圧倒されるようだった。
[スケッチ場所:安善町1丁目]

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2015年4月26日 (日)

天王院脇の階段

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寺谷2丁目の天王院に隣接して、東不二見台へ上がる階段道がある。境内を左手に眺めながら、くねるように緩やかに続いている。東不二見台へと上る道は何本かあるが、どれも地元の人が踏みしめることによって自然と作りあげられたことが感じられる風情のある道ばかりだ。この道もその一つである。
〔スケッチ場所:寺谷2丁目3番付近〕

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2014年9月18日 (木)

東寺尾ふれあいの樹林

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 「東寺尾ふれあいの樹林」は、東高校前のバス停よりすぐである。カラスの鳴き声が聞こえるだけの静かな雑木林の中に、人の姿はほとんど見えない。かつての鶴見は、本当はこのような姿であったのか。マンションがそびえる周辺の光景とは対照的である。もう少し散策路や地図をしっかりと整備し、遊具を置けば子供が遊びやすい場所になるとも感じたが、あえて自然のままで残すというのもまたひとつの考え方かもしれない。
[スケッチ場所:東寺尾1丁目14番地付近]

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2014年7月12日 (土)

7月の大黒埠頭

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 鶴見駅から17系統の市営バスに乗り、大黒大橋を渡ると大黒埠頭に着く。海に造られた離島である。P-1と名付けられた着岸地から桜木町方面を眺めてスケッチする。日曜の午後、港を行き来する船は少ない。目の前に繋留している船もみな眠っているかのようだ。付近の競技場で野球をする子供の声、近くで車をドリフトさせている音の方がむしろ響いてくる。釣り人も多い。平日は物流のための場所が、休日は埠頭の施設で時間を過ごす人々に利用されているようだ。
[スケッチ場所:大黒ふ頭P-1]

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