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2006年4月 4日 (火)

花月園前交差点での交通事故

 花月園競輪場に向かう岸谷の交差点で、交通事故を目撃したことがある。自転車のおじいさんが競輪場方面に右折したところ、後から直進してきたオートバイの若い男性と衝突し、二人とも跳ね飛ばされてしまったのだ。私は生まれて初めて救急車を呼んだ。競輪のあるときは警備員が道沿いに立つのだが、突然の事故に動揺しているらしく「本部に報告して」などと連絡をとっている。私が携帯で呼んだほうが早いと思い、119を押したのだが、動かない二人を前に手が震えた。やがて救急車が到着し、救急隊員が被災者に意識を確認し始めた。若い男性は幸いヘルメットを被っており、意識はあるので会話は出来る様だった。「痛みはありますか?」「痛い・・・」「どの変が痛いですか?」「足の辺り・・・」確かこんなやりとりだったと思う。すると救急隊員はこう尋ねたのだ。
  「痛いながらも、動かせます?」
 緊迫の状況にあって、私の頭の中に思わず一瞬「?」という文字が浮かんだ。「痛イナガラモ?」間違ってはいないと思うが、あまり聞いたことのない日本語の使い方である。特に会話用語では・・・。「痛いとは思いますが、何とか動かすことは出来ますか?」正しい日本語の使い方ならば、このように指摘されるところであろう。しかし現場の救急隊員にはそのような長々しい文章を組み立てている時間は無いのだ。とにかく被災者が担架に乗る姿勢をとることが出来るのか出来ないのかで、その後の作業手順も変わってくるのだから。
 やがて「痛いながらも」何とか男性は身体を動かし、またもう一人のおじいさんも身体を起こし、担架に乗せられていった。お二人が回復されていることをお祈りする。

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