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2007年2月10日 (土)

【番外編】港北区ぶらり絵日記:小机城址(こづくえじょうし)

Photo_90
Photo_91  小机城址は、小高い丘の上に「空堀」(からぼり)が残されている中世の城跡である。竹林の中に作られた散策路を歩いてみると、地面には枯葉が降り積もりスポンジのように柔らかい。このままにしていれば翌年には新しい芽が出て、空堀もまた森の中に埋もれていってしまうことだろう。今日まで何百年も前に作られた遺構が保存されているのは、何年にもわたる土地所有者の方々の努力の賜物である。
 現地の案内板には、小机城がおそらく12世紀以降に造られたものであること、当時この地域の有力者である上杉氏と関わりのあった城であろうと解説されていた。1489年、山内上杉家の家督争いにより、鶴見川を挟んで対岸にある亀甲山(かめのこうやま)に帯陣した大田道灌と戦い、落城。その後関東の支配者となった小田原北条家の領地となるが、その北条家が滅びた後、徳川家の家臣として知行を与えられた城主が退出してしまうと、小机城は廃城となりその歴史を閉じたと結ばれていた。 (絵:溝のように掘られた空堀。深さは10メートル前後に及ぶ。)

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