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2007年7月26日 (木)

岸谷「根の道」

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 岸谷の台地の裾野を巡る長い道を「根の道」という。道沿いから縄文・弥生時代の貝塚が発見されており、海側の東海道よりもはるかに歴史の古いことが分かっている。この道が生麦・子安線として整備されたのは昭和6年。鶴見から獅子ヶ谷に向かう「獅子ヶ谷通り」の整備も、失業対策として始められたのが昭和6年であるというから、同じ目的の工事であったのだろう。現在ではバス通りとなっている曲がりくねったこの旧道には、安全のためのミラーがいくつも取り付けられている。
(絵:竜泉寺入り口付近。石垣は昭和6年当時のもの。)

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2007年7月 7日 (土)

成願寺三ッ池

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 曹洞宗大本山総持寺の山門脇、三松閣前にある小池は、かつて「成願寺三ッ池」と呼ばれた溜池の一つである。もとは三段に分かれていたが、その内の2つが埋め立てられ、現在まで存在している最後の池には6階建ての建造物を支える巨大な鉄筋が打ち込まれている。それなりに手入れはされているようだが、水量の少なくなった姿は風光明媚とは表現し難い。しかしこの小池こそ、かつては生麦北部耕地を潤していた農業の生命線であった。
(写真左:総持寺は明治40年、石川県より鶴見の成願寺境内に移転してきた。三松閣の裏手の森に旧成願寺跡地の碑が残されているが、訪れる人は少ない。地図右:明治14年の地図。溜池が三つ描かれている。)

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