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2007年11月26日 (月)

朝のバス停

Cimg2283  181系統は、鶴見駅西口から大黒ふ頭方面に向かう経路の市営バスである。朝のラッシュ時には始発のバス停に乗客の長い列ができる。その列は2列で構成されている。先発のバスを待つ乗客の列と、その次の後発のバスを待つ乗客の列だ。停留所のベンチがその列の区切りに使われている。先発のバスを待つ乗客は、ベンチの前に立って列を作りはじめる。後発のバスを待つ乗客は、ベンチの後ろに立って列を作る。やがて先発の列が長くなってくると、ベンチと、その後ろに立つ人々を包み込むようにぐるりと折り返す。まるでサンドイッチにようにベンチと人の列とが重なりあうのだ。
 やがて始発のバスが到着すると、先発を待つ長い列が次々とバスに吸い込まれていく。ドアが閉められると、後発のバスを待っていた人々が一斉にベンチの前に移動する。今度は彼らが「先発」を待つ列となったのだ。そして再び列が長くなると、ベンチの後ろピッタリとくっついて立つ後発待ちの列を包み込むように折り返す。誰が作ったわけでもない暗黙のルールが、毎日整然と繰り返されている。

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