豊岡町のバス停 ~不思議な標識~
豊岡町の名前を冠したバス停の標識は実に奇妙である。獅子ヶ谷通りにある「豊岡『一』丁目」と昭和坂に向かう通りに存在する「豊岡『2』丁目」は、その表記が統一されていないのだ。これは「豊岡一丁目」が臨港バス専用のバス停なのに対し、「豊岡2丁目・豊岡二丁目」は横浜市営バス・臨港バス共同のバス停であり、標識は「豊岡2丁目」と表記する市営バス側が設置したためであるようだ。
実際にはどちらの表記が正しいのかと言えば、実はどちらも正しくない。豊岡町は住居表示地区であるが、住所は「豊岡町○番地○号」と番地から表記するため、豊岡○丁目と表記される地区はそもそも存在しないのだ。
バス会社が便宜上作った架空の住所で表記されたバス停の標識は、しかし、さしたる違和感もなく豊岡町に存在している。
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コメント
これは面白い!架空の住居表示が公的に存在するのは困りますが、「現場においては、区別できればそれでいい」という考え方もできますね。
標記とは少し違う話ですが、私は仕事柄「ヘンな番地」によく遭遇します。「丁目」というのは、どこでも大体、1から順にあるのですが、「番」(もしくは「番地」)というのはけっこう飛び飛びなんです。たとえば、20番の次は24番とか・・・。21~23番は、何らかの理由で、他の「番」に統合されたものと思われます。
投稿: stonfield | 2008年12月10日 (水) 09時14分
『住所と地名の大研究』(今尾 恵介著 新潮選書出版)を是非呼んでみて下され!「番地」と「地番」の関係など、「住所」そのものについて詳しく書いてあり、面白いです。
現地の番地が何故合番になったかを調べられればさらに面白そうだね。ただ、個人情報の問題があるから調査が難しそうだけど(汗)。
投稿: tsurucoco | 2008年12月10日 (水) 11時30分
悩ましいですね~。
川崎区の桜本のバス停もバス会社の思惑で「桜本・桜本駅前」となっており、しかも桜本駅は1957年に廃駅となっております。
投稿: くてくて | 2008年12月14日 (日) 10時46分
面白いですね!今度桜本も是非「ぶらり散歩」してみようと思います。バス停の名前は本当に興味が尽きないので、これからもちょくちょく題材にあげていきたいです。
投稿: tsurucoco | 2008年12月14日 (日) 22時17分