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2010年12月15日 (水)

【番外編】緑区ぶらり絵日記:ブタ公園

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  東本郷第一公園が「ブタ公園」の愛称で呼ばれるのは、公園内にブタの彫刻があるためだ。今から40年近く以前、剥き出しの土に雑草がはびこる空き地同然の公園に、ブタの彫刻は既に存在していた。確か当時は4頭だったと思うが、記憶は定かではない。子供だった私はそのブタの背に乗ったり、ブタからブタに飛び移ったりする単純な遊びで楽しんだものだ。
 公園が整備されるとともに、ブタの設置場所も変更された。南西の隅の斜面は階段と小さな広場に変わった。斜面をすべり降りたりよじ登ったりするのが好きな子供達には遊びにくい場所となった。人気の少ないこの場所にいつしか用具入れが置かれた。そしてブタもここに移設された。その時は3頭になっていた。
  現在の公園の形に再度整備されたのはいつ頃であろうか。真四角のグラウンドとそれを囲む桜、花壇、そろえられた遊具、煉瓦で丸く縁取られた砂場とその上を覆う藤棚。かつての野原のような公園を知っている私から見ると隔世の感がある。そしてブタは、南西側の広場から公園の中央に位置する砂場の周りに移されきれいに並べられていた。愛嬌のある丸い姿は40年前と少しも変わらない。「今でもブタに乗って遊んでいる子はいるわよ。」実家の母は言う。「でも、この辺りはもう子供自体が少なくなっちゃったけどね。」確かに昼間自分の子供を連れて行っても、他の子供をあまり見かけない。逆に自分の親世代の人々が整地されたグラウンドでゲートボールを楽しむ姿の方をよく目にするのだ。
[スケッチ場所:緑区東本郷2丁目16番 公園内より入口を望む][写真:現在のブタ]

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